2016/09/26 11:39

パペルスコルクで使用している木材は基本的に天然無垢材のオイル仕上げです。
突き板合板や集成材は狂いも少なく安定していて扱いやすいのですが、敢えて無垢材を使用しています。

その理由は、天然無垢材はその名の通り無垢の木材、自然そのままの木材を使用していますから、1点として同じものはありません。そして時間の経過と共に少しずつ色が変化してく経年変化を楽しめる素材です。

突き板などの場合、表面ががはげたり傷が付いた箇所は色が変わったままだったりしますが、無垢材オイル仕上げなら、傷みが気になれば全体を薄く削ってオイルまたはワックスを塗れば元の風合いを取り戻すことができます。

パペルスコルクでは物によって、無垢材を接ぎ合わせたり、5cm近い厚さの無垢材そのままを使ったりと箇所や用途で加工を変えています。
無垢材を使うもうひとつの理由は、あっという間に消費されてしまう物ではなく気に入っていただき少しだけ手間をかけてもらいながら長く使ってもらえればと思っているからです。

10年20年美しさを保つことができるSUS304(18-8)のステンレスのパートナーとして天然無垢材を選んでいます。